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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第30章 インド編④カシミール戦役

(11)

夜のスリナガル空港


夜空には激しい銃声が響く


空に向かって光りの筋が何本も上がる


滑走路にはムフト軍の野営キャンプが張られ、ところどころに炎が上がっている


集められた雑誌や書物、企業のステッカーや制服

ありとあらゆる文化的な資源が燃やされていく


イスラムの古い原理主義から始まった団体では西洋の異文化を拒絶していた


制圧させた兵士たちは歓喜の歌を唄う


リズムに合わせて言葉をつむぎ、

観衆の兵士たちも手拍子を合わせていく


早い手拍子がいつまでも続き、兵士たちは熱狂的になっていく


神の名前を連呼し、高揚していく

宴はピークに達すると兵士たちはみなトランス状態になっていく


感覚、意識が麻痺していく


神に近づいていくのだ


歌は進んでいき、神の名前から預言者を讃えていく


そして聖者を讃えていく



闇夜のなかの炎に照らされ、


原始的なリズムに皆が熱狂する



絶叫



兵士たちの前に立つのは2人の男



グラームとマクブール



言葉をたくみに紡いでいき、皆を牽引していく



スリナガル空港は制圧されたが敵はまだ近くにいる!



逃げ惑う敵は神の敵



すきを見つけて襲ってくる前に殲滅するのだ


逃げ込んだ奴らは川沿いに潜んでいる



夜明けとともに一掃する!



ムフト軍の士気は高まった!


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