浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第38章 サイコ・クラングの逆襲
(18)
「ぎゃあああああああッッッ!!!」
不用意に近付いたクラング・アースラは突然の攻撃にかわすことも出来ず、直撃を受けた!
4本腕の幾つが爆散!
脚がわりの4本のプロペラントタンクが向きを変えて急上昇する
サイコ・クラングは続けて両腕を掲げ、十本の指先からビーム砲を放った!
大型の3連メガ粒子砲より威力は小さいものの、指の動きに合わせて光りの筋があちこちに変化し、避けきれない
アースラは残された腕で機体中央のコックピットハッチを庇う!
そのため何度もまともに攻撃を受けてしまった
「クー!クー!やめて!私たち何度も愛し合った仲じゃないのッ!?」
コックピット内も凄まじい熱気
顔の半分を隠していた半面の仮面が熱くなり投げ捨てる
その下からは醜いケロイド状の焼けただれた皮膚がのぞく
近くまで到達したアンジェラの駆る〈サイコ・フリーゲン〉は素早くサイコ・クラングの背後にまわりその肩をビームサーベルで斬りつけた!
反応出来なかったサイコ・クラングは右腕を落とす
「よし!」
アンジェラは2太刀目を狙うがサイコ・クラングの反応を見て即座に離脱する判断をした
だがバーニアを噴かせた直後、サイコ・クラングの左腕に捕まってしまう!
サイコ・クラングの巨大な〈指〉がサイコ・フリーゲンの胴体を握り潰そうと力をこめていく…
ギシギシ!
コックピットのモニターが赤くなり、次々と黒く消失していく!
「あああッッッ!!」
「アンジェラッッッ!!」
周りのサイコフレーム部隊も駆けつけた!
ノマ・ナッジールの機体がサイコ・クラングの左腕を斬りつける!
そのスキにマリコのフリーゲンF4がサイコ・クラングの頭部まで最接近!
F4は目の前でヒューマノイド形態に変型し、近距離での雷撃砲〈ブリッツ〉を喰らわせた!
ドロレスの機体がアンジェラ機を回収して、一瞬の内に前線から撤退した!
残されたクラング・アースラは目の前のサイコ・クラングに覆いかぶさるように上に乗って動かなくなってしまった
「ぎゃあああああああッッッ!!!」
不用意に近付いたクラング・アースラは突然の攻撃にかわすことも出来ず、直撃を受けた!
4本腕の幾つが爆散!
脚がわりの4本のプロペラントタンクが向きを変えて急上昇する
サイコ・クラングは続けて両腕を掲げ、十本の指先からビーム砲を放った!
大型の3連メガ粒子砲より威力は小さいものの、指の動きに合わせて光りの筋があちこちに変化し、避けきれない
アースラは残された腕で機体中央のコックピットハッチを庇う!
そのため何度もまともに攻撃を受けてしまった
「クー!クー!やめて!私たち何度も愛し合った仲じゃないのッ!?」
コックピット内も凄まじい熱気
顔の半分を隠していた半面の仮面が熱くなり投げ捨てる
その下からは醜いケロイド状の焼けただれた皮膚がのぞく
近くまで到達したアンジェラの駆る〈サイコ・フリーゲン〉は素早くサイコ・クラングの背後にまわりその肩をビームサーベルで斬りつけた!
反応出来なかったサイコ・クラングは右腕を落とす
「よし!」
アンジェラは2太刀目を狙うがサイコ・クラングの反応を見て即座に離脱する判断をした
だがバーニアを噴かせた直後、サイコ・クラングの左腕に捕まってしまう!
サイコ・クラングの巨大な〈指〉がサイコ・フリーゲンの胴体を握り潰そうと力をこめていく…
ギシギシ!
コックピットのモニターが赤くなり、次々と黒く消失していく!
「あああッッッ!!」
「アンジェラッッッ!!」
周りのサイコフレーム部隊も駆けつけた!
ノマ・ナッジールの機体がサイコ・クラングの左腕を斬りつける!
そのスキにマリコのフリーゲンF4がサイコ・クラングの頭部まで最接近!
F4は目の前でヒューマノイド形態に変型し、近距離での雷撃砲〈ブリッツ〉を喰らわせた!
ドロレスの機体がアンジェラ機を回収して、一瞬の内に前線から撤退した!
残されたクラング・アースラは目の前のサイコ・クラングに覆いかぶさるように上に乗って動かなくなってしまった