浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第40章 最終決戦〜①クラング・スクリームの猛攻
(2)
連邦空軍〈アクセプト〉に属する実験部隊、浮遊空母〈キュール・シュランク〉はマグリッドを監視していた諜報員から総攻撃の報告をいち早く受けた
ニューホンコンの宇宙港を巡って相手は本格的な拠点攻撃を仕掛けてくるのだ
ハンセン艦長は格納庫から次々と飛び立っていく遊撃部隊を見守り、そばに居たアキラに声をかける
「アキラ、キミのお母さんのシャトルは必ず私たちが守り抜くからな、そしてキミはいつか月でお母さんと暮らせるようになる
私が保証する」
「うん……ありがとうございます艦長さん、
それよりアンジェラもソニアも大丈夫かなぁ
まだまだ本調子じゃ無さそうなんだけど…」
今回から第4ソニア部隊と第5アンジェラ部隊は本来の編成で出撃した
「大丈夫だよ、訓練はもうじゅうぶんだ、彼女たちは空の戦士だからね、キミのお母さんをみんなが守るんだ」
「ボクに何かお手伝い出来ませんか?」
「もちろんキミの力も必要だ!ソニアたちが疲れて帰ってくるだろうからね、食堂のスタッフたちと一緒にサンドイッチを作るんだ
そして“おかえり”て言葉を掛けてあげるんだ、それだけでソニアもアンジェラも他のみんなも力がみなぎるからね」
ハンセンはアキラの肩を掴んで勇気を与えた
「私は作戦司令塔へ戻る、キミも自分の責務を果たし給え!」
ハンセンは格納庫を後にした……
連邦空軍〈アクセプト〉に属する実験部隊、浮遊空母〈キュール・シュランク〉はマグリッドを監視していた諜報員から総攻撃の報告をいち早く受けた
ニューホンコンの宇宙港を巡って相手は本格的な拠点攻撃を仕掛けてくるのだ
ハンセン艦長は格納庫から次々と飛び立っていく遊撃部隊を見守り、そばに居たアキラに声をかける
「アキラ、キミのお母さんのシャトルは必ず私たちが守り抜くからな、そしてキミはいつか月でお母さんと暮らせるようになる
私が保証する」
「うん……ありがとうございます艦長さん、
それよりアンジェラもソニアも大丈夫かなぁ
まだまだ本調子じゃ無さそうなんだけど…」
今回から第4ソニア部隊と第5アンジェラ部隊は本来の編成で出撃した
「大丈夫だよ、訓練はもうじゅうぶんだ、彼女たちは空の戦士だからね、キミのお母さんをみんなが守るんだ」
「ボクに何かお手伝い出来ませんか?」
「もちろんキミの力も必要だ!ソニアたちが疲れて帰ってくるだろうからね、食堂のスタッフたちと一緒にサンドイッチを作るんだ
そして“おかえり”て言葉を掛けてあげるんだ、それだけでソニアもアンジェラも他のみんなも力がみなぎるからね」
ハンセンはアキラの肩を掴んで勇気を与えた
「私は作戦司令塔へ戻る、キミも自分の責務を果たし給え!」
ハンセンは格納庫を後にした……