浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第40章 最終決戦〜①クラング・スクリームの猛攻
(3)
敵のクラング・ハイノートは量産機とは言え、優れたチームワークで何度も波状攻撃を仕掛けてくる!
各パイロットが攻撃を掛けてきては散開し、大きなダメージを受けずにやんわりと連邦空軍を追い詰めていく
第2部隊の隊長ラルフの〈黒いヴァルキューレ〉はギューーンと大きく弧を描きながら回避行動をとっていく
「くそッ!コイツら引きが早い!ひとつひとつの点が線をつないでいるようだ!
それに引き替えこちらは5つの小隊がそれぞれ各個対応している…、このままでは消耗戦になってこちらが不利になるぞッ!」
ラルフ機の背後を守るようにアニーカ・カリードのプラガーシュが追走する
「慌てないでラルフ!こちらが深追いせず確実に処理すればいい!私が活路を作るから援護してね」
「ま、待て!アニーカ!」
恋人ラルフの声を待つことなくアニーカ・カリードは真っ直ぐ上空に上がっていく!
敵の機体たちを引き寄せながらプラガーシュは雷撃砲ブリッツの光りを放った!
「かかってきなさい!私はアニーカ・カリード!
私は守るべき者たちの為に戦う戦士だッ!」
敵のクラング・ハイノートは量産機とは言え、優れたチームワークで何度も波状攻撃を仕掛けてくる!
各パイロットが攻撃を掛けてきては散開し、大きなダメージを受けずにやんわりと連邦空軍を追い詰めていく
第2部隊の隊長ラルフの〈黒いヴァルキューレ〉はギューーンと大きく弧を描きながら回避行動をとっていく
「くそッ!コイツら引きが早い!ひとつひとつの点が線をつないでいるようだ!
それに引き替えこちらは5つの小隊がそれぞれ各個対応している…、このままでは消耗戦になってこちらが不利になるぞッ!」
ラルフ機の背後を守るようにアニーカ・カリードのプラガーシュが追走する
「慌てないでラルフ!こちらが深追いせず確実に処理すればいい!私が活路を作るから援護してね」
「ま、待て!アニーカ!」
恋人ラルフの声を待つことなくアニーカ・カリードは真っ直ぐ上空に上がっていく!
敵の機体たちを引き寄せながらプラガーシュは雷撃砲ブリッツの光りを放った!
「かかってきなさい!私はアニーカ・カリード!
私は守るべき者たちの為に戦う戦士だッ!」