浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第40章 最終決戦〜①クラング・スクリームの猛攻
(13)
時間は少し遡ってヴァイカート小隊とアンジェラ・ソニア合同小隊が〈マグリッド部隊〉との交戦中、そこへ第3の軍勢〈グリメット城のシュメッターリング部隊〉が参戦した頃
10機のシュメッターリングが上空で円を描くように旋回している!
獲物を狙う猛禽類のようだ
やがて三角形の羽根を広げたシュメッターリングは雷粉〈プーダー〉を撒き散らして次々と爆散の光りを生み出した!
ヴァイカートたちは巧みに上空から降り注ぐプーダーをかわしていく
「……シンシアがビルマで遭遇した蝶モドキかッ!? 誘爆させる粒子なんて報告には無かったぞッ!さては出し惜しみしてやがったな?」
ヴァイカートに続いて僚機たちも急転換して〈プーダー〉をかわしていく
だがマグリッド軍の量産ハイノートたちは左往右往するうちに〈プーダー〉の雷粉を浴びていく!
最初の爆発に誘われて次々とプーダーが炸裂していく!爆発は四方に飛び散り、次の爆発につながっていく!あたりの空域は次々と爆発の光りに包まれていく!
マリコのフリーゲンF4も空域を離脱していく
「ロマーナ、クリスティーナ!下降しながら一度撤退します!申し訳ないけどマグリッドが爆発物を受けている間に回避させてもらいましょう!」
「了解!それにしてもトランキュリティ側で仲間割れを…?」
「企業連合とは言ってもそれぞれの部隊で思惑は違うのでしょうね、キュール・シュランクに対して攻撃をかけてたら近くに居たマグリッド部隊が被害を受けたとでも言い訳をしそうだわ!
ほら見て、こちらを追い込むことはせずに蝶モドキが去っていくわ…」
「あの爆発する粒……、最初のマグリッドの4つ肩のバインダーの機体と同じような武器ね…
どちらもアモルフィス社が開発したのなら、節操が無いわ…」
ヴァイカート小隊、マリコが代行指揮をとるアンジェラ、ソニアの合同部隊も一度空域を離れていった…
時間は少し遡ってヴァイカート小隊とアンジェラ・ソニア合同小隊が〈マグリッド部隊〉との交戦中、そこへ第3の軍勢〈グリメット城のシュメッターリング部隊〉が参戦した頃
10機のシュメッターリングが上空で円を描くように旋回している!
獲物を狙う猛禽類のようだ
やがて三角形の羽根を広げたシュメッターリングは雷粉〈プーダー〉を撒き散らして次々と爆散の光りを生み出した!
ヴァイカートたちは巧みに上空から降り注ぐプーダーをかわしていく
「……シンシアがビルマで遭遇した蝶モドキかッ!? 誘爆させる粒子なんて報告には無かったぞッ!さては出し惜しみしてやがったな?」
ヴァイカートに続いて僚機たちも急転換して〈プーダー〉をかわしていく
だがマグリッド軍の量産ハイノートたちは左往右往するうちに〈プーダー〉の雷粉を浴びていく!
最初の爆発に誘われて次々とプーダーが炸裂していく!爆発は四方に飛び散り、次の爆発につながっていく!あたりの空域は次々と爆発の光りに包まれていく!
マリコのフリーゲンF4も空域を離脱していく
「ロマーナ、クリスティーナ!下降しながら一度撤退します!申し訳ないけどマグリッドが爆発物を受けている間に回避させてもらいましょう!」
「了解!それにしてもトランキュリティ側で仲間割れを…?」
「企業連合とは言ってもそれぞれの部隊で思惑は違うのでしょうね、キュール・シュランクに対して攻撃をかけてたら近くに居たマグリッド部隊が被害を受けたとでも言い訳をしそうだわ!
ほら見て、こちらを追い込むことはせずに蝶モドキが去っていくわ…」
「あの爆発する粒……、最初のマグリッドの4つ肩のバインダーの機体と同じような武器ね…
どちらもアモルフィス社が開発したのなら、節操が無いわ…」
ヴァイカート小隊、マリコが代行指揮をとるアンジェラ、ソニアの合同部隊も一度空域を離れていった…