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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第40章 最終決戦〜①クラング・スクリームの猛攻

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くちづけを交わしたあと、アリッサは身体を寄せて、一度放出を終わらせたスティーブ・グリメットの柔らかいままの股間を握る


「…アリッサさん、そんなことされても…すぐには回復はしませんよ…」


「そんなことありませんわ、ほらもうみなぎり始めていますわよ」


「それは、アリッサさんが刺激をするから…」


アリッサはさらに硬さを求めるように頭を下ろしていき、やさしく口腔を使い始めていく…


次第に硬さが戻っていく…


「アリッサさん、ズルいですよ…、私は貴女を求めているのです、仕事だけの間柄だけでなく…」


「私も仕事だけの付き合いでここまでしませんよ、でも貴方は貴族の家柄、私はたかだか企業の要職というだけ…、身分が違います
 私はこれ以上求められませんわ…」


「私も貴族の代表から身を引く男です、私の方こそ甲斐性が無い男になってしまうのですが、それで良かったら私の側にいて欲しい…」


「そんなこと…!勿体ないお言葉!身に余ります…、貴方にはもっと相手を選ぶことが出来るのです、もっと若々しい美しい女性が現れますよ」


アリッサは口腔だけでなく指も使いながら追い詰めていく


「アリッサさん、私の伴侶になって下さい」


「ええッ!?」


「結婚してくれませんか?」


「……」


「私の家族に…、あの子達の母親に…、一緒に家庭を持ちませんか?」


「……私には……恐れ多くて…」


「さっき言われた立場の違いが気になりますか?」


「それもありますが……、私はかなり歳上ですからね…、身分も立場も年齢も…、私は貴方にふさわしくありません…、残念ながら…」


「もし、あなたが私を受け入れていただければ良かっただろうに…」


「私は受け入れていますよ…、スティーブ様には感謝しかありません、仕事だけでなくこんな私を貴方は求めてくれました

 ただこれ以上は私には勿体なく思います

 スティーブ様の輝かしい未来を私ごときが妨げたくありません、貴方を応援したいのです」


「アリッサさん、私は貴女を愛しています!」


アリッサは号泣するのだった…


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