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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第9章 ~敵襲~

まさかの参加者に3機は反転できず、まともに放電を喰らってしまった



一瞬とは言え、システムがリセット、再起動している



「マリコ、この空域を全速脱出する!」


「はい!」



マリコとハンズィの機体は海面スレスレに離脱した






その上空




雲の中からゆっくりと巨大な影が移動している



アレク隊長の駆るクラング〈グロウル〉




「ち、ばかやろーが!詰めの甘いやつらだ・・・・しかし、まだコイツの姿を見せるわけにはいかねーな・・・・」



機体は雲からは出ず、再び潜んでいった







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