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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第41章 最終決戦 〜②爆誕!サイコ・クラング mark2〜

(5)

ソニアの部屋の内線が鳴った!


相手はメカニックマンのマーカスだ


「待たせたなソニア!新しい鳥が産まれたぜ!

 いま、エンジンを温めてるから1時間後には飛べる」


「ありがとうマーカス!
 こちらはいつでも飛べるよ!」


「艦長には俺から連絡しておく、遠慮なくぶっ飛ばしてこいッ!

 じゃじゃ馬に調整してあるからな! コイツはお前にしか扱えない、

じゃあ1時間後に格納庫で待ってるぜッ!」


内線をきったあとソニアはアキラの肩を揺らす



「行ってくるよ」


「うん!」


「あ、その前に準備しておかなきゃ!」



ソニアはおもむろにTシャツをめくり上げた!


「そ、ソニアッ!?」


アキラの目の前には胴体に巻かれた包帯姿のソニア
 豊かな胸は包帯で押しつぶされている



「飛び立つ前に包帯を換えたいんだ、手伝って」


ソニアは自分から包帯を外していく


アキラは熱いお湯と新しいタオルを用意していく


「さぁ、拭いて」


ソニアは身を隠さず、少年の前に裸体を晒す


豊かな胸は開放されているが、肌のあちこちに赤く腫れた場所があったり、黒くアザになったりしている



「ごめんね、醜い身体を見せちゃって」


「……ソニアは綺麗だよ、本当に」


「前も言ってくれたね、戦いが終わったらもっと綺麗な身体を見せてあげるよ」


「無茶したらだめだよ、約束だよ」


「次は病室に直行はナシだね?わかったよ、約束だ」


アキラは身体を拭いていくが、遠慮して胸には手を伸ばさない


「タオとノマにはナイショだよ、さぁ、手をこちらに…」


ソニアに促されてアキラは真っ赤な顔をしながらソニアの胸に触れた……


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