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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第41章 最終決戦 〜②爆誕!サイコ・クラング mark2〜

(7)

ヴァイカート小隊は数回の鳥かご攻撃を仕掛ける


謎の敵機を囲みながら接近しては、背後から攻撃を仕掛ける


背後の敵に気を取られていると、左右の僚機が時間差で追い込みをかけていく!



空中でホバリングしている巨大な敵機はヒューマノイド形態になると凄まじい光りを放った!


メガ粒子砲!


戦艦クラスの大型メガ粒子が周りを取り囲むフリーゲンたちにプレッシャーを与えていく!



何度も何度も、強烈な攻撃で近づけない!


操縦席ではニヤリと笑う少年の姿



アレクだ



「お前らには俺に近づくことさえ出来まい

 さぁ、〈フリーゲン〉ごときは相手じゃねぇ
 さっさとインド野郎を出しやがれ!

 この〈サイコ・クラング-mark2〉の慣らし運転に付き合ってもらうんだからなぁッッ!!」



ニューホンコンの街を焼き尽くした悪魔のマシーン〈サイコ・クラング〉


連邦軍のベトナム基地に配属されたサイコフレームより旧世代のマシーン


脳波コントロールとバイオセンサーを組み合わせたサイコミュシステムのおかげで大型の機体となってしまっているが、その分火力では他の追随を許さない


連邦軍からトランキュリティ軍の一派〈グール軍〉に奪取され、ここニューホンコンの先、マリワナ海峡に沈んだはずだ一世代目



トランキュリティ軍はその後継機の機密情報を得て、独自のルートで開発を進めていたのだ


サイコ・クラング-mark2


鉄壁の防御とすべてを焼き尽くす攻撃を併せ持ったマシーン


巨大な悪魔が再び現れたのだ!


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