浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第41章 最終決戦 〜②爆誕!サイコ・クラング mark2〜
(10)
上空から撒き散らされた雷粉〈プーダー〉!!
これまで〈プーダー〉を使って〈クラング・ハイノート〉ら量産機を浴びせてきた〈シュメッターリング〉の真上から、逆に浴びせられてしまう!
しかし
そこは自分たちが扱う武器だけあって〈シュメッターリング〉はまさしく蝶のように羽ばたき、〈プーダー〉を寄せ付けない!
風にまかれ〈プーダー〉は互いに接触していき次々と誘爆!
自滅していった!
彼らの足元の爆発は次々と黄金色の火球が広がっていく!
雷撃と爆発が入り乱れた地獄のような空域!
「なぁに?あの“4つ肩”ッッ!」
「おもしろくないねッ!」
「囲んじゃう?」
「囲んじゃおうッ!」
鉄の蝶たちは次々と交差させながら敵をまわりをひらりひらりと飛行していく
どれも不用意には近づかない
獲物を追い込むかのように、もてあそんているかのように、周りを飛び交うのだ
「なにさッ!? まだ楽しませてくれるのかい? “蝶モドキ”ッッ!!」
キアラも不要な動きはせず相手の出方を窺っている
先に動きをかけたのは〈シュメッターリング〉たちだ
軽くジャブ代わりのようなビームライフルを乱れ撃ち
それをかわしていく〈クラング・スクリーム〉
その動きに合わせるように、動きの先に電磁ロープを射出する!
他の〈シュメッターリング〉からも次々と電磁ロープが伸びる
受け流してよけていくキアラ機だが、相手が多すぎる
一度接触を許してしまった途端!
バリバリバリッッッ!!!
動きが止まったのを見計らって、次々と電磁ロープに捕まってしまう!
「きゃぁぁぁぁぁッッッ!!!」
幼い少女の絶叫が響く
さらに〈シュメッターリング〉たちは電磁ロープの電圧を上げていく!
「黒コゲになりなよ“4つ肩”ッ!」
〈シュメッターリング〉たちの高笑いがこだまする
そのとき
「……て、いつまでも黙って食らってるわけないだろーーッッ!!」
キアラの〈クラング・スクリーム〉は巨大な4つ肩のバインダーを器用に動かし、バインダーの先端からメガ粒子砲を放った!
ドォォォォッッッ!!!
ビームライフルよりも高出力のうねり!
「なんだよッ!? もう終わりか!」
今度はキアラが高笑いする!
上空から撒き散らされた雷粉〈プーダー〉!!
これまで〈プーダー〉を使って〈クラング・ハイノート〉ら量産機を浴びせてきた〈シュメッターリング〉の真上から、逆に浴びせられてしまう!
しかし
そこは自分たちが扱う武器だけあって〈シュメッターリング〉はまさしく蝶のように羽ばたき、〈プーダー〉を寄せ付けない!
風にまかれ〈プーダー〉は互いに接触していき次々と誘爆!
自滅していった!
彼らの足元の爆発は次々と黄金色の火球が広がっていく!
雷撃と爆発が入り乱れた地獄のような空域!
「なぁに?あの“4つ肩”ッッ!」
「おもしろくないねッ!」
「囲んじゃう?」
「囲んじゃおうッ!」
鉄の蝶たちは次々と交差させながら敵をまわりをひらりひらりと飛行していく
どれも不用意には近づかない
獲物を追い込むかのように、もてあそんているかのように、周りを飛び交うのだ
「なにさッ!? まだ楽しませてくれるのかい? “蝶モドキ”ッッ!!」
キアラも不要な動きはせず相手の出方を窺っている
先に動きをかけたのは〈シュメッターリング〉たちだ
軽くジャブ代わりのようなビームライフルを乱れ撃ち
それをかわしていく〈クラング・スクリーム〉
その動きに合わせるように、動きの先に電磁ロープを射出する!
他の〈シュメッターリング〉からも次々と電磁ロープが伸びる
受け流してよけていくキアラ機だが、相手が多すぎる
一度接触を許してしまった途端!
バリバリバリッッッ!!!
動きが止まったのを見計らって、次々と電磁ロープに捕まってしまう!
「きゃぁぁぁぁぁッッッ!!!」
幼い少女の絶叫が響く
さらに〈シュメッターリング〉たちは電磁ロープの電圧を上げていく!
「黒コゲになりなよ“4つ肩”ッ!」
〈シュメッターリング〉たちの高笑いがこだまする
そのとき
「……て、いつまでも黙って食らってるわけないだろーーッッ!!」
キアラの〈クラング・スクリーム〉は巨大な4つ肩のバインダーを器用に動かし、バインダーの先端からメガ粒子砲を放った!
ドォォォォッッッ!!!
ビームライフルよりも高出力のうねり!
「なんだよッ!? もう終わりか!」
今度はキアラが高笑いする!