浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第42章 最終決戦〜③空の狩人、アレク
(4)
凄まじいエネルギー波の中でサイコ・クラングmark2は焼けていく…
動きはなくなり、中のコックピットも電子レンジの中のように電磁波で分子を揺さぶられている
だが
先に力尽きたのは〈スティッキー〉だった…
次々とエネルギーを使い果たし、落下していく
エネルギー波の嵐の中からゆっくりとサイコ・クラングmark2が動き出す
「さすがプラガーシュ!戦艦クラスのエネルギーを放出できるなぞ、お前たちぐらいだろう!
だがお前の高出力の問題点、
それは持続性だッ!
一般兵器であったらこの付近一帯を殲滅できたろうが、このサイコ・クラングの重厚さには歯がたつまい!
落ちろプラガーシュ!
お前もここまでだッ!」
アニーカとノマは諦めない
二機は上からと下から、同時に攻めこむ!
アニーカのプラガーシュは正面からビームライフルを乱射しつつ、ビーム・サーベルを斬りつけた!
さらにそちらは陽動だ、と言わんばかりに背後からノマのプラガーシュが斬りかかる!
サイコ・クラングmark2の背中の首筋
ダークの攻撃、シュタームのブリッツにより完全に露出させている
そこへアニーカをおとりにしたノマ渾身の一撃が入り込んだのだ!
出撃前
アニーカ・カリードは格納庫でノマと握手を交わしていた
「ノマ、ここですべての力を尽くして私たちで終わらせましょう
私たちのプラガーシュは無敵です
他の機体たちよりも強力です
私達は最後の切り札となりここの仲間、いえ家族たちを守るのです
そして、
いざとなったら私は前に出ますので、そのときはあなたがトドメを刺しなさい」
咆哮を上げるサイコ・クラング!
背中に取り付いたノマのプラガーシュはアームを伸ばし、直接ビーム・サーベルを突き立て、
さらにビーム・サーベルごと雷撃砲を放った!
サイコ・クラングmark2の巨体はガクン!と倒れそうな姿勢のまま、かろうじてホバリングして空域にとどまっていた…!
凄まじいエネルギー波の中でサイコ・クラングmark2は焼けていく…
動きはなくなり、中のコックピットも電子レンジの中のように電磁波で分子を揺さぶられている
だが
先に力尽きたのは〈スティッキー〉だった…
次々とエネルギーを使い果たし、落下していく
エネルギー波の嵐の中からゆっくりとサイコ・クラングmark2が動き出す
「さすがプラガーシュ!戦艦クラスのエネルギーを放出できるなぞ、お前たちぐらいだろう!
だがお前の高出力の問題点、
それは持続性だッ!
一般兵器であったらこの付近一帯を殲滅できたろうが、このサイコ・クラングの重厚さには歯がたつまい!
落ちろプラガーシュ!
お前もここまでだッ!」
アニーカとノマは諦めない
二機は上からと下から、同時に攻めこむ!
アニーカのプラガーシュは正面からビームライフルを乱射しつつ、ビーム・サーベルを斬りつけた!
さらにそちらは陽動だ、と言わんばかりに背後からノマのプラガーシュが斬りかかる!
サイコ・クラングmark2の背中の首筋
ダークの攻撃、シュタームのブリッツにより完全に露出させている
そこへアニーカをおとりにしたノマ渾身の一撃が入り込んだのだ!
出撃前
アニーカ・カリードは格納庫でノマと握手を交わしていた
「ノマ、ここですべての力を尽くして私たちで終わらせましょう
私たちのプラガーシュは無敵です
他の機体たちよりも強力です
私達は最後の切り札となりここの仲間、いえ家族たちを守るのです
そして、
いざとなったら私は前に出ますので、そのときはあなたがトドメを刺しなさい」
咆哮を上げるサイコ・クラング!
背中に取り付いたノマのプラガーシュはアームを伸ばし、直接ビーム・サーベルを突き立て、
さらにビーム・サーベルごと雷撃砲を放った!
サイコ・クラングmark2の巨体はガクン!と倒れそうな姿勢のまま、かろうじてホバリングして空域にとどまっていた…!