浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第42章 最終決戦〜③空の狩人、アレク
(6)
ノマのプラガーシュの爆発を見たアレクは高笑いをした
その笑いは隙きを生み出したことにアレクは気付かなかった
爆発の向こうから飛び込んでくる白い機体!
ソニアのシュターム!
真っ直ぐに突撃してくる!
シュタームの後部の大型キャノン2門が火を吹く!
質量弾!
「なに? どこから?
ソニア・ミラーかッ!?
まだ飛べるとはなッ!」
サイコ・クラングは再びソニア機を捕まえようと質量バズーカを受けながら、煙の中より腕を伸ばしてくる!
シュタームは急接近ののち、急制動をかけ、クルリと変形する!
サイコ・クラングの胸元を蹴り上げ、そのまま駆け上がった!
背中のブースターも最大限に噴かせる!
首元まで上がりきったところで、皆が集中攻撃させたうなじが露出している部分!
「さよなら、アレク」
シュタームは再び飛行形態に変形
大型キャノンを前面に向けると質量バズーカの残弾を連続して何発も叩き込んだ!
ドドドドドッッッ!!!
サイコ・クラングmark2が火を吹いた
全身に火花が走る!
姿勢が傾いていく
質量バズーカの連続攻撃はコックピットまで貫通していた
アレクの周りのモニターはすでにブラックアウトしており、煙が充満している
アレクの身体も腕や両足がもぎ取られていた
ブハッ!と血反吐が勢いよく飛び出る
「ソニア・ミラー……!
ただでは死なない……
お前も道連れだ……」
傾いたサイコ・クラングはそのままシュタームに覆いかぶさり、二機は重なるように落下を始めた!
ソニアはブースターを噴かせるが、サイコ・クラングが巨体過ぎて離脱できない!
「だ、ダメだぁーーーッッッ!!!」
ソニアとアキラを乗せたシュタームはサイコ・クラングの炎から逃れることも出来ずに誘爆を待つまま落下していった!
ノマのプラガーシュの爆発を見たアレクは高笑いをした
その笑いは隙きを生み出したことにアレクは気付かなかった
爆発の向こうから飛び込んでくる白い機体!
ソニアのシュターム!
真っ直ぐに突撃してくる!
シュタームの後部の大型キャノン2門が火を吹く!
質量弾!
「なに? どこから?
ソニア・ミラーかッ!?
まだ飛べるとはなッ!」
サイコ・クラングは再びソニア機を捕まえようと質量バズーカを受けながら、煙の中より腕を伸ばしてくる!
シュタームは急接近ののち、急制動をかけ、クルリと変形する!
サイコ・クラングの胸元を蹴り上げ、そのまま駆け上がった!
背中のブースターも最大限に噴かせる!
首元まで上がりきったところで、皆が集中攻撃させたうなじが露出している部分!
「さよなら、アレク」
シュタームは再び飛行形態に変形
大型キャノンを前面に向けると質量バズーカの残弾を連続して何発も叩き込んだ!
ドドドドドッッッ!!!
サイコ・クラングmark2が火を吹いた
全身に火花が走る!
姿勢が傾いていく
質量バズーカの連続攻撃はコックピットまで貫通していた
アレクの周りのモニターはすでにブラックアウトしており、煙が充満している
アレクの身体も腕や両足がもぎ取られていた
ブハッ!と血反吐が勢いよく飛び出る
「ソニア・ミラー……!
ただでは死なない……
お前も道連れだ……」
傾いたサイコ・クラングはそのままシュタームに覆いかぶさり、二機は重なるように落下を始めた!
ソニアはブースターを噴かせるが、サイコ・クラングが巨体過ぎて離脱できない!
「だ、ダメだぁーーーッッッ!!!」
ソニアとアキラを乗せたシュタームはサイコ・クラングの炎から逃れることも出来ずに誘爆を待つまま落下していった!