浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第42章 最終決戦〜③空の狩人、アレク
(9)
高速特化機体の赤い〈ヴァルキューレ〉は汎用機体よりも激しいスピード、反応を見せながらサイコ・クラングの攻撃をひらりひらりとかわしながら、あっという間に目の前まで接近した!
サイコ・クラングは指先からのビーム砲を何度も照射させるがかすりもしない!
赤い〈ヴァルキューレ〉はビームライフルで牽制しながら接近すると至近距離まで到達するとビーム・サーベルを取り出した!
ズバッ!!
サイコ・クラングの片腕が切り落とされる!
ソニアの白い〈シュターム〉はその隙きにスラスターを最大に噴かせ脱出した!
「た、助かったッ! もうダメかと思った」
「あ、ソニア!赤い機体が…!」
赤い〈ヴァルキューレ〉がサイコ・クラングの腕を斬りつけたタイミングで、もう片方の腕が迫る!
察した瞬間、赤い〈ヴァルキューレ〉も早い判断で動きを変えた!
サイコ・クラングの脇に潜り込むとビーム・サーベルを斬りつけたまま、サイコ・クラングの首元までズバズバと切り裂いていく!
サイコ・クラングの首元のコックピットハッチが吹き飛んだ!
コックピットからはボフッ!と煙が吹き出す
すでにコックピットの中は炎があがっていた
「逃ささんぞ、シンシア!お前もここで死ぬんだッッ!」
サイコ・クラングは突然の前傾した動きを見せて〈ヴァルキューレ〉に体当たりさせる!
さすがの高速特化型でもまともにサイコ・クラングの巨体の質量で突撃されると耐えきれない!
ビーム・サーベルを握る腕が引きちぎれ、その離れた光の剣は〈ヴァルキューレ〉のコックピットハッチに当たり、弾かれた!
赤い〈ヴァルキューレ〉のコックピットハッチもバンッ!と弾け飛んだ!
互いのコックピットが接近し、アレクは相手のパイロットの姿を見て驚愕したッ!
「し、シンシア!? ……じゃない?
お前……、アンジェラかッッ!!??」
赤い〈ヴァルキューレ〉のコックピットに座っていたのは重症で医務室で安静に寝かされていたアンジェラだった!
「アハハハハハハッッッ!!!
アレク、オーガスタ以来じゃないか!
シンシアだとでも思っていたかい?
残念だったねぇ!お前を地獄に落とすのはアンジェラ様だよッッ!!」
ヴァルキューレはそのまま捕まった!
高速特化機体の赤い〈ヴァルキューレ〉は汎用機体よりも激しいスピード、反応を見せながらサイコ・クラングの攻撃をひらりひらりとかわしながら、あっという間に目の前まで接近した!
サイコ・クラングは指先からのビーム砲を何度も照射させるがかすりもしない!
赤い〈ヴァルキューレ〉はビームライフルで牽制しながら接近すると至近距離まで到達するとビーム・サーベルを取り出した!
ズバッ!!
サイコ・クラングの片腕が切り落とされる!
ソニアの白い〈シュターム〉はその隙きにスラスターを最大に噴かせ脱出した!
「た、助かったッ! もうダメかと思った」
「あ、ソニア!赤い機体が…!」
赤い〈ヴァルキューレ〉がサイコ・クラングの腕を斬りつけたタイミングで、もう片方の腕が迫る!
察した瞬間、赤い〈ヴァルキューレ〉も早い判断で動きを変えた!
サイコ・クラングの脇に潜り込むとビーム・サーベルを斬りつけたまま、サイコ・クラングの首元までズバズバと切り裂いていく!
サイコ・クラングの首元のコックピットハッチが吹き飛んだ!
コックピットからはボフッ!と煙が吹き出す
すでにコックピットの中は炎があがっていた
「逃ささんぞ、シンシア!お前もここで死ぬんだッッ!」
サイコ・クラングは突然の前傾した動きを見せて〈ヴァルキューレ〉に体当たりさせる!
さすがの高速特化型でもまともにサイコ・クラングの巨体の質量で突撃されると耐えきれない!
ビーム・サーベルを握る腕が引きちぎれ、その離れた光の剣は〈ヴァルキューレ〉のコックピットハッチに当たり、弾かれた!
赤い〈ヴァルキューレ〉のコックピットハッチもバンッ!と弾け飛んだ!
互いのコックピットが接近し、アレクは相手のパイロットの姿を見て驚愕したッ!
「し、シンシア!? ……じゃない?
お前……、アンジェラかッッ!!??」
赤い〈ヴァルキューレ〉のコックピットに座っていたのは重症で医務室で安静に寝かされていたアンジェラだった!
「アハハハハハハッッッ!!!
アレク、オーガスタ以来じゃないか!
シンシアだとでも思っていたかい?
残念だったねぇ!お前を地獄に落とすのはアンジェラ様だよッッ!!」
ヴァルキューレはそのまま捕まった!