浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第10章 ~再会~
その頃、シンシアとキンバリーは病院の一室で対峙していた
「シンシア、抵抗するつもりはありません、銃を下ろして頂戴」
「・・・・いえ、ドクターあなたは信用できません」
「こんなところで何をやっているの?リゾート観光ではなさそうね」
「ドクター、あなたこそジャブローからあと軍属を離れると言ってなかった?」
「この数年間・・・・私もあなたも戦争の道具のまま変わらないようね」
「昔話に興味は無いわドクター、単刀直入に言います、数日前に未確認機のパイロットの治療を行いましたね?」
「!?・・・・どうしてあなたが知っているの?」
「やはり、事故があれば軍医が関わると思いました、彼はどこですか?抵抗すればあなたの利き腕を撃ちます、彼と合流できたのならあなたに害はくわえません」
「銃を向けながら言うことか!」
「彼は私の友人なんです、お願いします」
キンバリーは考えた
シンシアは生真面目すぎる
本当にためらいなく撃つだろう
それに・・・・
あのパイロットの少年は実際、重荷だった
「わかったわよ・・・・こちらも扱いに困っていたところなの、なんせ何ヵ月も前に壊滅した所属のパイロットがいきなり現れたりしたらヘンな黒い事にまきこまれるだけでしょう?」
「ドクターを巻き込むつもりはありません、友人に会わせて下さい」
ふたりは部屋を出て、一般の軍属病院とは隔離された別館のほうへ移動した
「シンシア、抵抗するつもりはありません、銃を下ろして頂戴」
「・・・・いえ、ドクターあなたは信用できません」
「こんなところで何をやっているの?リゾート観光ではなさそうね」
「ドクター、あなたこそジャブローからあと軍属を離れると言ってなかった?」
「この数年間・・・・私もあなたも戦争の道具のまま変わらないようね」
「昔話に興味は無いわドクター、単刀直入に言います、数日前に未確認機のパイロットの治療を行いましたね?」
「!?・・・・どうしてあなたが知っているの?」
「やはり、事故があれば軍医が関わると思いました、彼はどこですか?抵抗すればあなたの利き腕を撃ちます、彼と合流できたのならあなたに害はくわえません」
「銃を向けながら言うことか!」
「彼は私の友人なんです、お願いします」
キンバリーは考えた
シンシアは生真面目すぎる
本当にためらいなく撃つだろう
それに・・・・
あのパイロットの少年は実際、重荷だった
「わかったわよ・・・・こちらも扱いに困っていたところなの、なんせ何ヵ月も前に壊滅した所属のパイロットがいきなり現れたりしたらヘンな黒い事にまきこまれるだけでしょう?」
「ドクターを巻き込むつもりはありません、友人に会わせて下さい」
ふたりは部屋を出て、一般の軍属病院とは隔離された別館のほうへ移動した