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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第45章 あとがき

「シンシアの年齢の話し」


エターナル計画では老化抑制させ思春期の反射神経をいつまでも活かす技術として登場させました


あくまで老化抑制なので不老不死ではありません


突然、寿命がやってきて老衰死してしまう恐怖

シンシアが呪われた技術というだけありそうです


ではシンシアは一体いくつぐらいなのか?



いちおう、こちらもメモのほうに何となくの設定があります



女医のキンバリー博士を熟女のように書いていましたが、キンバリーとシンシアはほぼ同年代


またロンデニオンでの幼なじみ、エリーも同じく同年代として設定しています


イメージはアラフォー



シンシアは息子ぐらい歳の離れたナオトと結婚したことになります



逆襲のシャアの時代のお話しなので、初代ガンダムの一年戦争にさかのぼると14年前


エターナル計画はもっと昔から存在していた技術という設定です


もちろんモビルスーツも無い時代です


それほど過去の時代から、戦うことだけに特化した子供たち



アンチエイジングは憧れの対象のように思われがちですが、いつ死が訪れるかわからない恐怖


この部分は映画「ブレードランナー」から引用しています


映画ではアンドロイド“レプリカント”が人間に反乱を起こさぬよう寿命が設定されていて、それがいつなのかわからないようにされている

アンドロイド側の悲劇みたいな演出です


同じようにシンシアにそのタイマーが仕掛けられている、というようなイメージです


ちなみにアレクはシンシアよりもさらに歳上、アラフィフぐらいのイメージ


アンジェラはタイマーが壊れて、止まっていた成長が再び動き出して、グラマラスな美女になった、という設定です


アンチエイジングは女性が気にしがちなテーマかと思われるのですが、キンバリーは女性らしい研究をしていたのではないか、と思います


またベトナム編での熟女アースラが若い男クーを求めたり、エリーやシモンズが若いナオトを求めたりしていくのも「若さを取り戻すために、若さを欲する」という流れにしています


もちろん、ボクが歳上の女性を好み、というのが大きく反映しています


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