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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第13章 〜疾風、シュターム

翌日も再び模擬コクピットに乗り込み、コメントをする


今日のオペレータールームにはラルフ副長だけでなくシンシア隊長、ハンズィ隊長、そしてハンセン艦長も同席していた


オペレーターの相手が変われば、質問も変わる


画像を見ながらのコメントは同じことを言うが、何故そう思って、何故そう行動したのか

当時のラルフの証言も織り交ぜながらデータを細かく分析していく


昨日のマーカスのときは事務的なやり取りが多かったように感じるが


今日の作業はどこが問題だったのか、ポイントを絞っていくような印象だ


コクピットから出たナオトはオペレータールームに合流する


すでに数人が様々な意見を交わしている


敵機のカスタマイズ機能の優位性


フリーゲンの推力不足


また武器の手数の少なさ


同じ敵と再戦した場合の攻略法、ヴァルキューレやシュタームで対抗出来るのか、


包帯のナオトと、

いまだに簡易ブリッツ時の放電跡をテーピングで隠しているシンシアを眺めながら

ハンズィ隊長はぼそっとつぶやく


「コクピット周りやグリップも…、

耐熱性と耐電性を高めてもらわんとな……」


「重症者のパイロットに、両手の使えんパイロットたちか…」


ハンセン艦長も深いため息をついた



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