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第２隊はヴァイカート副長が指揮をとり、チーム訓練をしている


第１隊も同様にラルフ副長が指揮をとる


二人の隊長はとにかく新型機、シュタームの訓練に集中する


実機での訓練、シミュレーター訓練、メカニックマンとの調整


特に今回のシュタームは可変が加わり、作業が増える


様々なシーンで可変し、動きを確認する



またシンシアは自分の訓練の合間にナオトやアンジェラ、マリコ達の医務室を訪れアフターサポートもしている


ここのキュール・シュランクは部隊であり、

戦場である


そこで暮らすものからすれば


ここは職場であり、


家庭であり、


家族でもある


会話はなくとも、傍に居るだけでも


一人では無い、と感じる



ナオトは地上ガード基地よりも密閉空間だからこそ


この関係性に意味を感じていた


ナオトが橋渡し役となり、１隊と２隊は以前より緊密になっていたのはラルフのおかげだろう



ただ、シンシアは団体行動は苦手らしくあまりパイロットルームの控え室に顔を出すことはなかった



ただ、二人の時間は何度もありナオトはシンシアから新型機の話しを聞いていた


あいかわらずシュタームについて、シンシアは辛口であったが


時間を重ねるごとに問題を解決しているようだった