悪魔的ドクター
第11章 決着
「驚かせて悪かった…。後ろから話しかけるのはやめるな?」
先生は何も悪くないのに
イヤな思いさせた…。
「ごめんなさい…先生が怖い訳じゃないのに…」
「気にするな。あんな事があったんだ。怖いのは当たり前」
先生の言葉は
いつだって優しくて
あたしを安心させてくれる。
だけど
そればかりに甘えてちゃ
いけないんだよね…
「ねぇ…先生?」
「ん?」
「全部…終わらせたいです…」
ちゃんと解決しないと
あたしはずっと
このままな気がする。
前に進まなきゃ
これ以上先生にも迷惑掛けたくない…。
「わかった。いいんだな…?」
「…はい」
「じゃあ警察行って、被害届を提出して…」
「警察…ですか」
それはちょっと…な。
あたしの事なんだから
そうも言ってられないんだけど…
警察ってなれば
あたしは未成年だから
お母さん達に知られちゃう。
仕方ないか…。
「警察はイヤか?」
「え?」
「顔に書いてある。『警察沙汰は勘弁してくれ』って」
嘘ッ
あたしそんなにわかりやすい顔してたの!?
先生は何も悪くないのに
イヤな思いさせた…。
「ごめんなさい…先生が怖い訳じゃないのに…」
「気にするな。あんな事があったんだ。怖いのは当たり前」
先生の言葉は
いつだって優しくて
あたしを安心させてくれる。
だけど
そればかりに甘えてちゃ
いけないんだよね…
「ねぇ…先生?」
「ん?」
「全部…終わらせたいです…」
ちゃんと解決しないと
あたしはずっと
このままな気がする。
前に進まなきゃ
これ以上先生にも迷惑掛けたくない…。
「わかった。いいんだな…?」
「…はい」
「じゃあ警察行って、被害届を提出して…」
「警察…ですか」
それはちょっと…な。
あたしの事なんだから
そうも言ってられないんだけど…
警察ってなれば
あたしは未成年だから
お母さん達に知られちゃう。
仕方ないか…。
「警察はイヤか?」
「え?」
「顔に書いてある。『警察沙汰は勘弁してくれ』って」
嘘ッ
あたしそんなにわかりやすい顔してたの!?