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悪魔的ドクター

第6章 同棲

「お前なぁ…マジでそんな事考えてたのか?」


「…まぁ」


「んな事言ったら、なんの為にお前をここに呼んだかわかんねぇだろ」



あ、やっぱり?


『ですよね~』と苦笑しながら
サラダのトマトを食べた。




すると突然…



「なぁ…どうしてそんなに頑張るんだ?」



食事をしていた先生は箸を止め
いきなり真面目な顔しながら聞いてきた。



「頑張るって…何を?」



先生が何の事を言ってるのかわからず、あたしは首を傾げた。



「無意識か?お前、何するも頑張りすぎ。我慢しすぎ。いつか身を滅ぼすぞ」



滅ぼすって…。

あたし、別にそんなに頑張ってないよ。


我慢するのにも慣れてるし…



「先生は考えすぎです」



それか気にしすぎ。

そんな事を言われたの初めてで
あたしはただ、それしか思わなかった。



その返事に呆れたのか
先生は無言で
食べ終わった食器を片付けた。



そんなに悪い事言ったかなぁ…。



よくわからない先生の反応に疑問を感じながら、あたしは食事を続けた。



すると…
食器を洗い終わった先生は
あたしが座るテーブルに近づき
ジッとこちらを睨んでいる。




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