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枯れた愛の熟女

第1章 苦い初恋

そんな優子も39才。
ごく普通に結婚して、子供も二人出来た。
しかし、10年前に事故で夫を亡くす。
優子は働きながら子供を育て、その子供も
もう、大学生と高校生になり、子育ては一段落ついた。
職場の新年会に同席した優子は、トイレに行こうと
個室の部屋から出て、廊下を歩いていた。
すると、見覚えのある男性とばったり出会った。
それは、あの修司だった。
「優子じゃないか!久しぶりだな!俺、誰か分かる?」「修司君でしょ?変わってないのね。」
優子は覚えてくれたのに、嬉しくて胸が高鳴った。
「優子、あの頃俺の事好きだっただろ?」
優子は焦った。なんで知ってるの?
「眼鏡、してないんだな。あの頃はわかんなかったけど、優子美人だな。」修司はいきなり壁に優子を押し当てて、キスをし出した。
初恋の人とキス。優子はとろけそうになった。
「後で店の前で待ってるから。」と修司は行った。

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