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枯れた愛の熟女

第2章 激しくされて

新年会が終わり、店から出ると本当に修司が待って
いた。
「俺も今終わった所なんだ。二人で飲み直さないか?
」「うん。いいの?私で。」修司はにっこり笑って
「変わってないなー!控えめな所!いいからさ!」と
修司はショットバーに優子を連れて行った。
「21年ぶりの再会かな?乾杯!」
優子は修司の左手の薬指にマリッジリングがしてあるのを見逃さなかった。
「優子、今はどうしてるの?」
優子は夫が亡くなった事や仕事が忙しい事などを話した。カクテルを飲みながら、先ほどのキスを思いだした。修司との甘いキス。優子は修司の事も聞いてみた。修司は「平凡な暮らしさ。子供が出来なくて、夫婦二人の生活を送ってるよ。」「そうなの…。」優子はうなずいた。
修司は優子の手に自分の手を重ね「まだ、時間ある?」と尋ねた。優子は「時間はまだ大丈夫。明日は仕事も休みだし。」修司はそっかと、優子の肩を抱いた。
修司はバーから出て、優子の手を強く握った。

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