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泣いて、笑って、恋をした。

第3章 act2






繁華街を歩いて2個目の信号を左へ曲がり路地裏に入る。
見失わないよいうに、少し小走りで私も左へ曲がった。




ビルとビルの薄暗い中を真っ直ぐ歩く。
そして、何度か左へ、右へと光の届かない方へと歩いて行く。




少し先にやっと光を見つけると彼が立ち止まり振り向く。
そんな彼の横には『Vermilion Bird』と言う文字が赤く光っている。




彼がドアに手をかけ私が来るのを待っている。
彼に並ぶと彼がドアを開けた。




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