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泣いて、笑って、恋をした。

第3章 act2






店の奥へ奥へと足を進め。
『No Entry』と言う札がぶら下がっているドアを開ける。




そして、真っ暗な空間へと進みドアがバタンっと閉まると、さっきの大音量で流れている音楽も、騒ぎ声も一切聞こえてこない。




パチっと小さな音が聞こえて、パチパチと蛍光灯が付いた。
目の前には階段があり彼が階段へ足をかけた時に、私は彼のダウンを離した。





それに気付いたように彼が振り向き「上だ」と言って先に上って行く。




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