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泣いて、笑って、恋をした。

第3章 act2





彼は何処までも自分のペースを崩さない。




「学校、ですけど……」



「分かった」



「分かった?何が?」





彼のペースに戸惑っているのは私だけじゃなかったらしい。
シンさんにも彼の思考が分からないらしい。




「あのさ……レン。レンが勝手は出来ないのは分かってるよね。レンが動くってことは……」




「いちいち、うるせーんだよ。シンは」



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