テキストサイズ

ふぁざー × こんぷれっくす

第4章 ファーストデート

「ひゃっ!ひゃぁめぇ……」


嫌よ…止めて!!


初めてはパパと――――

ってぇ〜無理でも、せめてパパ以上に好きになった人に捧げたい。


たとえ人類で二人っきりになったとしても、清水とだけは嫌だぁぁぁ〜!!!


「んん〜!ひみふぅ〜!!」


間抜けな発音で名前を呼ぶと


チュッポン!


下唇が解放された。


あっ!やたぁ〜!!


――――喜んだのは束の間。


「煩いなぁ…大人しく吸われてろ…」


「なっ…むぐぅぅぅ…」


傍若無人な言葉の割には、優しい口調で再び唇を塞いできた。


今度は上唇ごと覆われてファーストキス同様に、タラコ――――


清水の舌が口の中に侵入しくる。


口の中を探索するみたいに舌先があちこち突いてきた。


「んっ……ふぅん…」


まだ三回目だから、清水だからか…

この感触は慣れる気がしない。


何とか抵抗しようと自分の舌で応戦すると、清水のが絡み付いてきた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ