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ふぁざー × こんぷれっくす

第4章 ファーストデート

清水は私の舌を上手く巻き込んで、根元から左右に振り回す。


何っ!?
なにすんの!?


もしかして根刮ぎ引き抜いて、タンシチューにでもする気!!


「んん〜!!ふっくぅ〜!」


身体を動かしたくても清水とベッドにサンドウィッチ状態で、思うように動けない。


唇にはムニムニした感触が…


胸には清水の胸が当たって、妙に熱がこもる。


「はぁ…あぁぁ…」


熱さと息苦しさから、水面に飛び出たみたいに思いっきり口を開いて息を吸い込んだ――――


途端!!


清水のは顔を思いっきり傾けて、私の口を豪快に塞いできた。


「ふぅぅぅんっ!」


本気で食われる!!


それは強ち間違ってはいなかったようで、胸元に不思議な感触がしてくる。


モミ…ムニィ…


これって…揉まれてる?


未知との遭遇の衝撃に、思いっきり目を見開くと――――


結構長い睫毛で陰る清水の瞳が、ジッと凝視してきた。


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