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「な、なんで！？ どこが似てるの！！」


私ってそんなに食い意地張って見えるの！？


ショック過ぎて動揺していると、パパはラッコをジッと見詰める。


その顔が凄く優しくて、今度はラッコに嫉妬しそうになった。


「う〜ん。このつぶらな瞳で可愛いところかな」


ペッカァァァ〜〜！！


ニッコリ微笑んで、そう言ったパパから後光が射して見える。


さっきまで動揺していたのから一転、パパに『可愛い』褒めて貰えて一気にテンションが上昇してきた。


「本当に……可愛いから似てるの？ 食い意地張ってるところじゃなくて？」


嬉しさの余り、もう一回パパに『可愛い』って言って貰いたくて聞き返したつもりなのに、相当清水に対して根に持っていたのか、無意識に余計なことを言ってしまう。


「えっ！ 食い意地張ってるところって誰かに言われたの？」


そして案の定パパは、聞き逃しもしないしスルーもせずに突っ込んできた。