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ふぁざー × こんぷれっくす

第2章 ファーストタイム

パパの質問に男は、だだでさえ目付きの悪い目を細める。


あぁどうか…
違う大学だと言って頂戴!


心の中で手を組んで、祈る様な思いでいると…


「えぇ…まぁ…」


不機嫌そうに、同じ大学である事を認めてきた。


ズガガガガァァァァン!


その瞬間、私の頭に雷が落ちてきた気分になる。


生まれて初めての悪夢。


「あ…でも…」


向こうは私の事を知っていけど…
私は奴を知らなかった。


て、事は…学部が違うのかも!
これから先、大学で会う可能性は低いかもしれない!


などと、ポジティブシンキングしていたのに


「そっかぁ~!じゃぁ大学でも風香の事、宜しく頼むね!」


パパは嬉しそうに微笑んで、何故かソイツに宜しくしてしまった。


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