ふぁざー × こんぷれっくす
第4章 ファーストデート
水族館を一通り見終わり、せっかくだからショップも見ていくことになった。
「これ可愛いなぁ〜。でもこっちの方が美味しそうだな…」
ラッコとペンギンの絵がほのぼのとしているクッキーにするか、海鮮味のおかきにするかで真剣に悩む。
パパたちには、おかきが良いかもな…。
桜には…あぁ〜何で買って来たか聞かれるのも面倒だな。
申し訳ないと思いながらも、今回は友情は後回しにする。
おかきを持ってレジに行こうとすると清水が口端を上げて近寄ってきた。
嫌な予感がする――――。
清水センサーが働いて、危険を察知出来るようになってきた。
少し後退りして身構えると――――
ポッフン!
柔らかい感触が顔面を襲った。
「な、何っ!?」
「これさ、お前に似てねぇ?」
はぁぁぁ〜?
私に似ているものなんぞ、水族館にある訳ないでしょ!
思いっきり顔をしかめて、押し付けられた物を確認してみる。
「これ可愛いなぁ〜。でもこっちの方が美味しそうだな…」
ラッコとペンギンの絵がほのぼのとしているクッキーにするか、海鮮味のおかきにするかで真剣に悩む。
パパたちには、おかきが良いかもな…。
桜には…あぁ〜何で買って来たか聞かれるのも面倒だな。
申し訳ないと思いながらも、今回は友情は後回しにする。
おかきを持ってレジに行こうとすると清水が口端を上げて近寄ってきた。
嫌な予感がする――――。
清水センサーが働いて、危険を察知出来るようになってきた。
少し後退りして身構えると――――
ポッフン!
柔らかい感触が顔面を襲った。
「な、何っ!?」
「これさ、お前に似てねぇ?」
はぁぁぁ〜?
私に似ているものなんぞ、水族館にある訳ないでしょ!
思いっきり顔をしかめて、押し付けられた物を確認してみる。