
ラズベリーの恋
第44章 高橋君
「どうしたの?なんで泣いているの智香。」私は秀君に抱き付いてしばらく泣いて、高橋君の事を全部話したの。「そうだったんだ。ちゃんと僕と付き合ってると、手紙に書いたのに、なんでキスしたんだろうね?しかも、みんなが見ている所でね。恥ずかしかったね。嫌だったよね。隣だったら気分よくないよね。あれだったら、今日は休んで帰ったほうが、いいかもしれないね。僕がついていようか?」「うん。ありがとう。大丈夫。1人で帰って家で休むわ。秀君に話したら、気分が落ち着いたよ。じゃあ、帰るね。」智香が教室に戻ったら、大変な騒ぎになっていました。高橋君は男の子からも女の子からも、怒鳴られて責められていました。私が教室に戻ったのに、気がついた人達は「大丈夫?酷い目にあったね。」と、心配してくれました。「うん。ありがとう。今日は私、帰るね。先生に伝えておいてくれるかな。」そう、頼んで智香は家に帰りました。家族みんないない家で、智香は食卓の椅子に座って、コーヒーを飲んで落ち着きました。部屋に行って着替えて、布団で横になったらいつの間にか、寝てしまいました。お昼前なりチャイムが鳴って、智香は目を冷ましました。なんと、玄関の前に立っていたのは、高橋君でした。智香はすぐ玄関の外に出ました。家に入られたら、何をされるか怖いです。「ごめん。みんなの見ている所で。」しばらく黙って「どうして、あんな事したの?」智香は聞いてみました。「早瀬さんと、初めてのキス、毎日夢で見て。みんなに自慢したかった。」「もう、しないと誓ってくれる?」「うん。みんなに怒られて。反省した。」「あのね、高橋君。私は彼の事心から愛しているの。私は彼以外考えられないの。とても愛し合ってるの。わかってね。」「ああ。わかった。悪かった。ごめん。」そして、高橋君帰ったの。ホッとして、お弁当を食べて、また寝ちゃった。なんだかとても疲れて、泣いたからかな?眠くて。布団に入って寝ちゃったよ。夕方家族が次々帰って来て。そしたら。秀君が部活を休んで来てくれたの。「智香、大丈夫?落ち着いた?」と、秀君が心配してくれたの。それで、お昼前に高橋君が来て、謝っていた話しをして、クラスのみんなも高橋君を怒って、私の心配をしてくれた話しもしたの。
「そうか、良かったね。明日は、学校行けそう?」「うん。もう平気。」そして、抱き合ってしばらくキスしたの。
「そうか、良かったね。明日は、学校行けそう?」「うん。もう平気。」そして、抱き合ってしばらくキスしたの。
