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ラズベリーの恋

第58章 二人で暮らすクリスマス

ベッドで智香が「秀君とお付き合いが始まって、私秀君のおかげで夢のような人生だわ。」「なんだか、大げさだな。」と、露木は笑いました。「だって、まずあの素敵な別荘でしょ?秀君のびっくりするようなプレゼントでしょ?ハワイに連れて行ってもらったでしょ?それから二人きりの生活でしょ?それからクリスマス!あーん!秀君。眠れないよ。もう1回しよ?」智香はキスして甘いひとときを過ごしました。週末になり露木家に行きました。露木の母親が元気そうに「いらっしゃい。」と迎えてくれました。露木の部屋で智香のドレスの採寸をしました。「まぁ!ほんと、下着姿を見るのは初めてだけど、バストがどうしましょ!トップとアンダーの差が凄いわ!それに、きゃしゃで足が長いわね。秀樹!お母さん腕が鳴るわ!ドレスの色知りたい?」「うん!僕知りたいよ。」「智香ちゃんのこの綺麗な黒髪に合わせて黒のドレスよ。魅力的になるわよ。髪はアップにしましょうね。」「お母さん、私とても楽しみです。毎日秀君とダンスの練習をしてるんです。緊張してますが、楽しんできます。ありがとうございます。」智香がスラスラと話すのを聞くのは、久しぶりで母親は少し涙ぐみました。「秀樹!あなたもう1人前の男ね!愛する人を大事にしなさいよ。」「いやあ、なんだか照れるな。え?1人前の男ってなんか深い意味があるの?」「智香ちゃんを見ればわかるわよ。輝いているもの。愛されて幸せな顔してるわよ。あー!お母さんもお父さんと、デートでもしようかしら。さ、これで採寸は終わったわ。」「ね、家のツリー持って行ってもいいかな?」「ええ、いいわよ。じゃあ車で送るわね。わりとツリー大きいからね。」智香が服を着てる間にツリーを出していました。「じゃあ、クリスマスイブの夜だから、早めに来てね。ドレスアップしましょうね。会場までは遠いから車で送るわね。秀樹もお父さんのスーツよ。あら、靴のサイズをうっかりしていたわ。智香ちゃんは、靴は何センチかしら?」「22.5センチです。」「あら、じゃあ私とサイズは一緒ね。秀樹は何センチになったの?」「僕は29センチだよ。」「まぁ!そんなに大きくなったの?伸び盛りね。じゃあ、お父さんの靴はダメね。で、秀樹は身長は?」「また、伸びたみたいでさあ、こないだの体重測定で193センチだよ。」「えええ!じゃあお父さんのスーツは小さいわね。なんとかするわ。」

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