テキストサイズ

ラズベリーの恋

第59章 冬休み

「色々あって、話しそびれたけど、進路決定してるのよ。受験する大学も決まってるよ。」「あら?そうなの。そんな大事な話し。どこの大学なの?」「ああ、お母さん。電車通学なんだけど、M大学ね。まぁ、私のレベルでも入れそうだし。友達も何人か受けるって。バイトも始めるよ。」「梨香も智香も受験か。まあ、頑張れ。」「お父さん、今日はビールがえらく進んだじゃない?」「智香と久しぶりに話したしな。かにも旨かった。」「梨香、たまにはあなたも手伝いなさい。彼氏さんにお料理作ってもらうんだったら、後片付けくらいはしないと。」「お母さん、さっ!私も勉強ー!」梨香はサッと逃げて行きました。「お母さん、ビールもう一本頼む。」「あら、よく飲むわね。」父親はビールを飲みながら、涙が頬を濡らしました。「智香、良かった。治らなかったら、智香の人生どうなるか心配で。あのまま殻に閉じこもったままなんじゃないかと。良かった。本当に良かった。お母さん。ビールが旨いよ。」「ええ、好きだけ飲んで下さいな。私もたまには飲もうかしら。」「ああ、乾杯しよう。」梨香は勉強すると言って、寝転がって大学のパンフレットを見てました。智香は真面目に勉強していました。ふと、携帯が鳴って「あ!秀君だ。1日離れただけで寂しいよ。今、勉強してたけどつい、智香のヌード写真見てしちゃった。あはは!」「だってー!秀君のエッチ!よし、お返事ね。私も勉強頑張ってるよ。我慢出来なくなったら、二人の家でしようね!よし、送信。」智香は携帯を置いて勉強の続きをしようとしたら、また携帯が鳴りました。「ん?次は誰かな?あれ?秀君からだ。」「智香、明日の昼過ぎに二人の家で会おう。」「だってー!秀君エッチだなあ。ウフフ。うん!いいよ。会おうね。えい!送信。秀君、そんなにしたいんだ。あ、手帳見て見よう。生理の予定は?あ!あさってだ。たまには生もいいかな?エヘヘ!」そして、勉強の続きをしました。次の日「お母さん、忘れ物があったから、二人の家に行って来る。」「はい、行ってらっしゃい。」
お昼ご飯を食べてから、智香は出掛けました。家に着くと、もう露木が来ていました。「あ!秀君早かったね!」「ごめん。呼び出して。」「もう!秀君のエッチ!しっかり写真を持って行ってたんだ。」「ごめん。あの写真がないとソワソワして、落ち着かないんだ。」「うん。シャワーだけでも浴びる?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ