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ラズベリーの恋

第61章 受験当日

慌しく朝の家事をした二人でした。「受験票よし、筆記用具よし、お守りよし、お弁当よし、水筒よし、お財布よし!」「智香、そんなに何度も確認しなくても、大丈夫だよ。」「秀君、私ちゃんと制服着てる?真面目そうに見える?あ!秀君はバッチリだね!」露木は抱きしめて「智香、そんなに緊張しなくても、大丈夫。」
軽くキスして、出掛けました。電車に乗り高校に着きました。手は繋がずに教室に向かいます。「秀君、頭良さそうな人ばっかりだよ!」「可愛い女の子は智香だけだよ。」教室に入り、テストが始まりました。緊張の連続でした。テストは終わり二人は帰りました。「秀君、テストどうだった?」「うん!手応えあったな。」「ひ、秀君!わ、私ダメかも!微妙だったの。お、落ちたらどうしよう!」智香はポロポロ泣きだしました。露木は智香の涙を拭いて「もしね、ダメだとしても僕達の生活は変わらないよ。ずっと智香と一緒だからね。」優しく智香の頭を撫でました。帰ると二人はグッタリしてソファーで寄り添っていました。そのうち智香はウトウト寝てしまいました。露木は智香にブランケットをかけて、洗濯物を取り込んだり、お弁当箱を片付けたりしました。やがて、智香が目を覚ましました。夕日が、沈みかけています。「あ!智香起きた?」「うん。寝ちゃってた。」「今日はお互いに疲れたし、何か食べに行こうよ。何が食べたい?」「うーん。ラーメン食べたいな!」「近所に美味しいラーメン屋さんがあるから、行こうよ。」二人は着替えて出掛けました。「ねぇ!秀君。餃子をいっぱい食べてニンニク臭くなろうよ!」「お!元気になったね。うん!餃子食べよう!」露木はよく食べるので、炒飯も注文しました。「ラーメン美味しいね!秀君!ほらほら、餃子だよ。」二人はもりもり食べて帰りました。帰って「智香、しばらくゆっくりしようね。別荘にも行こうね。」「うん!楽しみだね。秀君、餃子効果はでたかな?」智香はちらりと露木の下半身を見ました。「え?餃子ってそれを期待してたの?」「なーんだ。なんともなってないよ!」「智香は、エッチだなぁ!したいの?」「うん。今すぐ秀君が欲しいよ。」キスをしてセックスしました。一度だけして、お風呂に入り疲れていたので、いつもより二人は早く寝ました。

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