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ラズベリーの恋

第64章 智香の15才の誕生日

「え?バイブ?あんまり欲しいと思わないよ。智香は欲しいの?」「んー。興味はあるけど、こんなのなくても秀君があちこちしてくれるし、満足してるからいらないわ。」「ああ!よかった!嬉しいな。満足してくれてるんだね。智香。愛してるよ。」二人はキスしました。「秀君。欲しいよ。」ソファーでセックスしました。「秀君、ビアノ聞かせて。」「うん。出すね。」何曲か弾いていきます。時々、智香の顔を見てにっこり笑って露木は演奏していました。10年ビアノをしていたので、上手です。智香はビアノの横に立って、うっとり聞いていました。智香は拍手して「秀君、ありがとうね!うっとりしちゃった!」「うん!僕もビアノは好きだからたまに弾くと、楽しいよ。」ビアノを片付けてゆっくりコーヒータイムしました。「雨が降るの初めてね。」「そうだね。またテニスをしようと思ってたんだ。残念だな。」「私は釣りもまた、したかったんだけどね。釣れたてのお魚美味しいもんね!」「そろそろ、お昼ご飯作る?」「うん!お腹空いてきちゃった!」仲良く料理して、食べて片付けました。「智香、僕ね夕食の準備をもう、今からしないと、間に合わないんだ。」「え?こんな早くから?」「うん。発酵させたり寝かせる時間がいるんだ。」「ん?パンでも焼くの?」「そんなところかな?さぁ!作るね!」露木は強力粉やバター、イースト菌などを出して作り初めました。発酵させている間にお鍋で煮込んだりもしています。智香は飽きずに雑誌を見ていました。時々智香は露木に質問します。「ねぇ!秀君、これ何?」露木は笑いながら教えていました。作っているのを見て「やっぱりパンだ!」と、智香は言いました。「この形ね、出来たらわかると思うよ。」露木は謎めいて言いました。「えー!楽しみだな!」智香はワクワクしました。かなり時間はかかりましたが、料理が出来ました。「おまたせ!またせたね。暇だったろ?ごめんね。」テーブルに料理を運びました。「これがボルシチ。で、パンと思っていたのがピロシキだよ。あとサラダね。」「わぁーすごーい!私、食べるの初めてよ。作るの大変だったね。ありがとうね!秀君。」二人は楽しくおしゃべりしながら食べました。「うーん!ボルシチ美味しい!ずっと煮込んでたもんね。いい香りしてたよ。ピロシキも中の具が美味しいね!」料理はたいらげて、昨日の残りのケーキを食べました。

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