
ラズベリーの恋
第18章 三学期
次の日から、竹下君とちはやは一緒に帰る事になりました。ちはやもバスケ部で、部活が終わる時間も同じなので、ちょうどいいです。部活の話題もあるので、帰りのおしゃべりも弾んだようです。ちはやは毎日ウキウキで「智香ー!恋するっていいねー!しかも両想い!あー毎日が楽しい!」「で、デートとかいつ行くの?もう、キスしちゃった?」「いやーん!まだキスなんてしてないよー!あ、でもデートは週末行くよ。」「やったね!ちゃっかり約束したんだ!」「うん。竹下君が映画見に行こうって。」「そっかーで、暗がりで、キスしたりして!」「ないない!まだ考えられないよ。まだ手も繋いでないのに。」「かっわいい!もう、早くブチュッとやっちゃえば?」「あー考えただけでドキドキするよ!智香みたいに、一度に全部済ませちゃって羨ましい!」「じゃー今日は、手を繋いで帰ってごらん。恋のキューピット頑張ったんだから、ちゃーんとする事!」「えええー!出来るかな?」
「簡単だよ。はい!と手を差し出すのよ。やってごらん。」「う、うん!頑張ってみる!」智香は露木と付き合い初めた時を思いだして、懐かしいなぁ、なんて思いました。次の日、ちはやが顔を真っ赤にして智香に話始めました。「智香、ついに手を繋いだよ!智香の言う通りしたら、竹下君照れくさそうにギュッて!嬉しいよー!それで、それで、それでね、しちゃった。」「ん?何を?子作り?」冗談でニヤッと智香はおちゃらけました。ちはやはさらに顔を真っ赤にして、
「うん。」と答えました。冗談で言ったもんだから、智香は驚きました。「えええー!もう?」思わず大きな声を出してしまいました。ちはやは、しーと静かにとしました。智香はしまったと口を押さえました。
「だって、付き合ってからまだ1週間もたたないのに!」「それが、手を繋いだ勢いで家に遊びにおいでって言われて。行ったら誰もいなくて。部屋に入ってベッドに座ったとたん、押し倒されてキスされて。」
「で、そのまま?」「そう。凄く痛くて血がたくさん出て驚いてたし、あんまりにも痛いから私、泣いちゃって。ごめんって謝っていたけど。」「ねぇ、ちゃんと着けてくれてた?」「え?何を?」「ほら、あれ、コンドーム。」「あーよくわかんなかった。突然の事だったし。無我夢中で。」
「簡単だよ。はい!と手を差し出すのよ。やってごらん。」「う、うん!頑張ってみる!」智香は露木と付き合い初めた時を思いだして、懐かしいなぁ、なんて思いました。次の日、ちはやが顔を真っ赤にして智香に話始めました。「智香、ついに手を繋いだよ!智香の言う通りしたら、竹下君照れくさそうにギュッて!嬉しいよー!それで、それで、それでね、しちゃった。」「ん?何を?子作り?」冗談でニヤッと智香はおちゃらけました。ちはやはさらに顔を真っ赤にして、
「うん。」と答えました。冗談で言ったもんだから、智香は驚きました。「えええー!もう?」思わず大きな声を出してしまいました。ちはやは、しーと静かにとしました。智香はしまったと口を押さえました。
「だって、付き合ってからまだ1週間もたたないのに!」「それが、手を繋いだ勢いで家に遊びにおいでって言われて。行ったら誰もいなくて。部屋に入ってベッドに座ったとたん、押し倒されてキスされて。」
「で、そのまま?」「そう。凄く痛くて血がたくさん出て驚いてたし、あんまりにも痛いから私、泣いちゃって。ごめんって謝っていたけど。」「ねぇ、ちゃんと着けてくれてた?」「え?何を?」「ほら、あれ、コンドーム。」「あーよくわかんなかった。突然の事だったし。無我夢中で。」
