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ラズベリーの恋

第19章 家族との夕食

「そう言うお姉ちゃんは、もう、したの?」「そりゃーもう、高校生だもん。友達みんな経験済みよ。」そこへお父さんが「え?梨香も、もうしたのか。」「お父さん、私もう16よ。結婚だって出来るんだから。」「結婚考えているのか?」お父さん、ちょっとうろたえてるよ。「まっさか!私だってまだまだ遊びたいし、結婚なんてぜーんぜん考えてないよ。」「なら、良かった。」と、お父さんビールを飲み干したよ。お母さんは冷蔵庫から、もう1本ビールを出してきたよ。
秀君がジュースを飲んでいたら「智香のデカパイもみもみした?」とお姉ちゃんが聞くから、また秀君ジュース吐き出しそうになったよ。あーん!お姉ちゃん!もうやめて!「ね、秀君。すき焼き美味しい?」私は話題変えたよ。「お腹いっぱい食べてね!」「うん。ありがとう。美味しいよ。ご馳走になってます。」「秀樹君、遠慮なく食べてね。」とお母さんが言ってくれたの。「僕、あまり家族揃って食事した事なくて。嬉しいです。みんなで話しながら食事するのって、楽しいですね。」「そっか、たまに家で食事するといいよ。いつでも来てくれな。」お父さん、嬉しそう。すっかり、秀君の事を気に入ってくれたみたい。夕食が終わって「片付けはするから、智香は秀樹君と部屋でおしゃべりでもしておいで。」はーい、と秀君と部屋に行ったの。「へー智香の部屋に来たのは、初めてだね。女の子らしい可愛い部屋だね。」露木はふと、机に置いてある写真を手に取りました。「飾ってくれてるんだね。」二人はにっこり笑いました。「ね、秀君。アルバム見る?」「うん!見たいよ。」二人でくっついて智香のアルバムを見ていました。お母さんが来て、コーヒーを持ってきてくれました。「ありがとうございます。」秀君はお礼を言って、一緒にコーヒーを飲みました。「秀君、お姉ちゃんが質問責めしてごめんね。」「うん。冷や汗かいたけど、お姉さんサバサバして、悪い気にはならなかったよ。」「良かった。」ふと、見つめあってキスし始めました。抱きしめあってキスしていたら、いきなりガラッと扉を開けてお姉ちゃんが入ってきました。びっくりして二人はパッと離れました。「智香、ここでセックスしないでよ。」「しないわよ!もうお姉ちゃん、デリカシーないんだから!早く、出て行ってよ!」「お邪魔しました~。」ふと、露木を見ると真っ赤になっていました。

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