ラズベリーの恋
第24章 別荘で誕生日パーティー
「秀君、小学生かな?幼くて可愛い!」すると、露木はソファーに寝転がりました。「うん。この別荘には色んな思い出があるよ。夜、ここでカクテルごっこする?」「アハハ!してみたい。秀君、シェーカーは降れるの?」「ちょっとね。教えてもらったよ。」「へー!じゃあ、お願いね。」二人は抱き合ってキスしました。「お腹空いたね。お昼ご飯にしようか。」「そうだね。」二人は1階に戻って、お昼の支度をしました。食事がすんで片付けて、智香はリビングに飾り付けをしました。「気分ね!小学生のお誕生会みたいだけど!」折り紙でわっかをつなげたりしたのを、飾ったり、風船を膨らませて、リボンでくくった物を飾りました。「やー!それらしくなったね。なんだか、ウキウキしてきたよ。智香はいつも手作りで、僕を喜ばせてくれるね。ありがとう。」二人で笑って「秀君。大好き。」とキスしました。二人でシャワーを浴びて寝室に行きました。そしてお互い体中を愛撫して、激しくセックスしました。「秀君。幸せよ。」「うん。僕も智香が大好きだよ。」と、智香のおでこにキスしました。「そろそろ、夕食の準備をするね。」と、智香はキッチンに行きました。露木はリビングで棚に置いていた、本を読んでいました。「秀君、何読んでるの?」「ああ、いやー。ひくかな?六法全書」「え!もうそんなの読んでいるの?」「ああ、将来の為に毎日見てるよ。意外と面白いんだ。」「へー!難しくない?」「うん。もうかなり読みこなしてるから、だんだん内容を把握したよ。あとは、暗記だね。」そして、露木は六法全書を読みふけました。部屋中いい香りがしてきました。「智香、いい香りだね。楽しみだな。」「うん。もうすぐ出来るよ。」智香は時々母親の料理の手伝いをするので、お料理上手です。手早く作っていき「秀君。お待たせ!出来たよ。」テーブルを見ると、スペアリブに生ハムのサラダ、ミネストローネスープ、パエリアが並んでいました。「うっわー!ご馳走だね。美味しそうだよ。」と、テーブルの真ん中にケーキがありました。「スポンジ焼いたりは、時間がかかるから、売ってるスポンジを買って、デコレーションは私がしたの。」ケーキには13才HAPPY BIRTHDAY! とチョコペンで書いてあり、イチゴとラズベリーで、飾っていました。「さぁ、食べよう。その前に。」と、智香はお祝いの歌を歌いました。ジュースで乾杯しました。