
ラズベリーの恋
第27章 中井君と
結婚の誓いはどーしたのよ?ティファニーの指輪は?
お姉ちゃん、もらっちゃおうかな?」すると、智香は引き出しから指輪の箱を出して「こんな物挙げるから出て行って!」と叫んで姉に箱を投げつけ、扉を締めました。そして、智香はワーワー泣きました。智香は学校を1週間休みました。毎日、露木が智香の家を訪れましたが、智香は部屋にこもりっきりでした。毎日、中井君からもメールが来てました。元気だしなよ!と、励ましのメールでしたが、智香は見るだけで返信しませんでした。すると、またメールが来ました。
「あ、秀君からだ。」智香は内容を見るのが怖くて、削除しかけました。削除するのは止めて内容を見ず、携帯は机の上に置きました。智香は何も考えずに寝ました。次の日、朝から雨が降っていました。朝ご飯を食べていると、母親が「智香、今日も学校休むの?」
と、聞いてきたのでうなずいて、部屋に戻りました。
姉はバタバタと準備して「うわっ!すっごい雨降ってるし、嫌だなー!じゃー行って来ます。」と、学校に行ってしまいました。父親も会社へ母親もパートに行って、誰もいなくなりました。家の中はシーンとして雨音が響きます。智香はボーと見てる訳でもない、テレビを見つめて、お昼になったので母親が用意してくれてる、お弁当を食べて片付けました。机に座って、パラパラと教科書を開いたり、うつ伏せてため息をつきました。いつの間にか寝ていた智香は、起きてふと携帯の点滅を見ていました。昨夜、露木から届いたメールを開いていないので、ずっと点滅しています。
智香はゴロンと横になり、やはり気になるので、メールを開きました。「智香、勘違いさせるような事を言ってしまって、悪かった。ごめんね。桜木さんの事は全く好きとか、恋愛の対象じゃなかったんだ。どうしても、会って話しがしたい。今、いつもの公園のベンチにいるから、来てくれないかな?待ってるよ。」智香は時計を見ました。もう、夕方の4時です。もしかして、昨夜からこの雨の中待ってる?まさか!でも。智香は慌てて家を飛び出しました。叩きつけるような雨です。5月でも、まだ雨は冷たいです。智香は走って公園に行くと、ベンチに露木が座っていました。
「秀君!」駆け寄るとびしょ濡れになった露木が振り向いて「智香、来てくれたんだ。ありがとう。」と言って、ガックリと横になってしまいました。「秀君?」触ると熱いです。
お姉ちゃん、もらっちゃおうかな?」すると、智香は引き出しから指輪の箱を出して「こんな物挙げるから出て行って!」と叫んで姉に箱を投げつけ、扉を締めました。そして、智香はワーワー泣きました。智香は学校を1週間休みました。毎日、露木が智香の家を訪れましたが、智香は部屋にこもりっきりでした。毎日、中井君からもメールが来てました。元気だしなよ!と、励ましのメールでしたが、智香は見るだけで返信しませんでした。すると、またメールが来ました。
「あ、秀君からだ。」智香は内容を見るのが怖くて、削除しかけました。削除するのは止めて内容を見ず、携帯は机の上に置きました。智香は何も考えずに寝ました。次の日、朝から雨が降っていました。朝ご飯を食べていると、母親が「智香、今日も学校休むの?」
と、聞いてきたのでうなずいて、部屋に戻りました。
姉はバタバタと準備して「うわっ!すっごい雨降ってるし、嫌だなー!じゃー行って来ます。」と、学校に行ってしまいました。父親も会社へ母親もパートに行って、誰もいなくなりました。家の中はシーンとして雨音が響きます。智香はボーと見てる訳でもない、テレビを見つめて、お昼になったので母親が用意してくれてる、お弁当を食べて片付けました。机に座って、パラパラと教科書を開いたり、うつ伏せてため息をつきました。いつの間にか寝ていた智香は、起きてふと携帯の点滅を見ていました。昨夜、露木から届いたメールを開いていないので、ずっと点滅しています。
智香はゴロンと横になり、やはり気になるので、メールを開きました。「智香、勘違いさせるような事を言ってしまって、悪かった。ごめんね。桜木さんの事は全く好きとか、恋愛の対象じゃなかったんだ。どうしても、会って話しがしたい。今、いつもの公園のベンチにいるから、来てくれないかな?待ってるよ。」智香は時計を見ました。もう、夕方の4時です。もしかして、昨夜からこの雨の中待ってる?まさか!でも。智香は慌てて家を飛び出しました。叩きつけるような雨です。5月でも、まだ雨は冷たいです。智香は走って公園に行くと、ベンチに露木が座っていました。
「秀君!」駆け寄るとびしょ濡れになった露木が振り向いて「智香、来てくれたんだ。ありがとう。」と言って、ガックリと横になってしまいました。「秀君?」触ると熱いです。
