
ラズベリーの恋
第35章 お兄さんの家へ
仕方ないです。智香は気が進まなかったけれど、またお兄さんの家を訪ねました。「ああ、智ちゃん。」「あの、ごめんなさい。買い物した物を忘れてしまったの。取って来てもらえますか?」「わかったよ。待っててね。」「智ちゃん。どれだい?ちょっと見てくれるかな。」智香は家に上がりました。「あれ?ひとみさんは?」「ああ、さっき帰ったよ。」ふと見ると、お兄さんの手に、智香の忘れ物を持っていました。「あ、わかっていたのに、なんで見てくれなんて。」と、智香は言うとお兄さんはまた、智香を抱きしめました。「お兄さん、ダメよ。離して。」「嫌だ。智ちゃん。」そして、激しくキスしてきました。「ひとみじゃダメなんだ。やっぱり智ちゃんが欲しい。」スルッとパンツに手を入れて、智香の中を弄りました。「や!ダメ!」もう、グッショリ濡れていました。ソファーに押し倒し、素早くパンツを降ろして、びちゃびちゃ舐めまわします。「嫌よ!あっ!ダメ!ああん!こんな事!あああっ!はああ!」「こんなになってるじゃないか。智ちゃん。」そこへ、ガチャと音がして、入ってきたのは、ひとみでした。二人を見たひとみは「何?どういう事?弟さんの彼女でしょ?信じられない。何、中学生に手を出してるのよ!」ひとみは思い切り、彼の頬を叩いて泣きながら「最低!さよなら!」と出て行きました。智香はすぐにパンツを履いて、買い物を取って、玄関に走りました。「智ちゃん。待って!」智香は振り向いて「お願い、もう私の事忘れて。お願い。」そして出て行きました。智香も泣きながら家に帰りました。「もう、嫌。秀君。秀君。」泣くのをやめて、智香は買ってきたアルバムに、写真を入れていきました。アルバムを抱きしめて、智香はメールしました。「こんばんは。」智香の家に来たのは露木でした。「あら、いらっしゃい。さ、智香の部屋へ。」と、母親は言いました。「智香、どうかした?泣いていたの?」「秀君!」智香は露木を抱きしめました。「ごめんね、呼び出して。」と、智香は先ほどお兄さんにされた事を話しました。「兄貴はまた?」
「うん。それでひとみさんに見られてしまって、ひとみさん凄く怒って、泣きながらさよならと言って、出て行ってしまったの。」「ああ、最悪だな。兄貴は家を出て、もう吹っ切れたのかと、思ってたんだけど。」「私もね、彼女さんが出来て、安心してたの。」「智香。辛かっただろ?」
「うん。それでひとみさんに見られてしまって、ひとみさん凄く怒って、泣きながらさよならと言って、出て行ってしまったの。」「ああ、最悪だな。兄貴は家を出て、もう吹っ切れたのかと、思ってたんだけど。」「私もね、彼女さんが出来て、安心してたの。」「智香。辛かっただろ?」
