
ラズベリーの恋
第39章 ついに、れいちゃんも
月曜日の朝、智香は学校に来るなり、れいちゃんを見つけてニヤニヤしました。れいちゃんはみるみる顔が赤くなりました。「と、智香ー!やだ!そんな目で見ないで!」そこへ、ゆみちゃんも来て「んん?なんか怪しいぞ!なになに?」「あのね、ゆみちゃん。私、秀君とそのラブホに行って、精算していたら、横にカップルがいたから、思わず見ちゃって、でー!そしたら、そのカップルが!」「もしかして、れいちゃんだったとか?」「当たり!」「じゃあ、れいちゃんもとうとう、ロストバージン?」ゆみちゃんは、食い入りました。「いやぁ~アハハ!まぁそうゆう事!」「で?で?」「やーだー!二人して!恥ずかしいよ!」「なーに言ってるのよ!ラブホに行ったら、やる事みんな同じよね、智香。」「いや、じつわ私もかなり恥ずかしかったよ。だって、私達やりたてホヤホヤですって感じで!」「まぁ、そうだろうけど、あれ?れいちゃんの彼氏さんは、1人暮らしじゃなかったの?なんで、部屋でしなかったの?」ゆみちゃんも鋭いなー!「ああ、彼氏さぁ部屋が汚いのよ。足の踏み場もないほど、雑誌やらお菓子の残骸とかCDやらで、ぐちゃぐちゃで。しかも、ベッドの上も雑誌やプリントや教科書だらけで、二人でなんとかベッドに座って、キスはしたけど、あんな汚い所で、初めては嫌だったから、ラブホに行ったの。」「なるほどね。それは私も嫌だな。」ゆみちゃんは納得したよ。「それで、彼と部屋に入って二人で、なぜかジュース飲みながら、アダルトを見ていたの。最初から最後まで、とにかくエッチなのを見ていて。」「へ~なんだか、不思議な光景ね。」と、私は言ったの。「すっかり見終わって、彼がキスしてきて。で、先に彼がシャワーを浴びて、その後私もシャワーして。彼はメガネを外して、ああ、いよいよなんだ!と、思ったら彼はまた、アダルトつけてじーと見てるの。あ、彼は19才でまだお酒を飲んでないの。だから、また二人でジュース飲みながら、エッチなのを見ていて。終わったら、いきなり押し倒されて、巻いていたタオルも取られて。すっぽんぽんでしょ?で、彼は私の裸をじっくり見て、いきなり見せて!と足を開かされて、手で広げて中までずっと見てたの。私、恥ずかしくて、やだ。そんなに見ないで、と言ったんだけど、かぶり付きで見てるの。」「触ったりとかは?」「いや、その時点ではひたすら、眺めてたよ。」
