俺様ヤンキーと生徒会長のお嬢様
第3章 放課後
なんてゆーか…
まず女じゃない気が…
え、じゃあ誰?!
ゆっくりUFOキャッチャーのくまさんから目をうつすと…
『え、魁くん!?と、朝日 仁…さん?』
「…あ?なんで俺はフルネームでさん付けなんだよ」
ひぃぃぃぃぃ!!!
超素敵なスマイルでたってる魁くんの隣で超不機嫌ヅラの朝日 仁がこっち睨んでるぅぅぅう!!!
私の人生、今日で終わりだぁ。
昼ご飯の時より圧迫感が増して……。
「も〜、仁はすぐ睨むんだからぁ〜。ゆりあちゃん怖がってるじゃ~ん!ごめんねぇ?」
ドッキューーーーンッ
なんか、こうキュルルンな瞳で首傾げながらこっち見られるとなんかこう…ついよしよししたくなっちゃう///
『ぃや…大丈夫…でしゅ』
しかも噛んじゃうしぃぃいっ///
「あはっ、噛んじゃって可愛い~っw」
『…いゃ、そんなことないです…///』
あー、もういろんな意味で死ねるぅ…。