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人間型ロボット

第3章 エラーガ発生シマシタ

雅「和、今までありがとう。君といれて僕本当に幸せだった」

..は?
急に何言い出すの?
あ、そっかサプライズか
ほんと分かり易い嘘なんだから 笑

和「もう雅紀〜、今回のサプライズ簡単すぎじゃないー?出直してこーい 笑」

雅「.....」

なにかがおかしい
雅紀は過去サプライズがバレたらすぐおちゃらけてバレちゃったかーって笑ってた

なのに今はただ下を向いている

和「まさ、き..? どうして泣いてるの?」
雅「...え?」

雅紀の綺麗な頬には一滴の雫が流れていた
雅紀は気づいていなかったのか慌てて涙を拭う
初めてみた
雅紀の泣き顔
雅紀はいつだって笑顔だった
その時気付いたんだ

嗚呼、これはサプライズじゃない

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