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人間型ロボット

第5章 出逢イ 再ビ

もうなんだよこの遅刻しそうなときに
いらだちを隠しそっと相手に告げる

和「大丈夫ですよ、次気をつけて...っ!」

言葉が詰まった
何も発することが出来なかった

頭が真っ白になったその瞬間俺の瞳に写ってたのは、紛れもなくあの雅紀だったのだ

雅「ただいま」

ニコっと彼は笑う
でも俺は彼に笑顔を返すことが出来なかった

和「何かが ..違う」

雅「あれ、部屋間違ったかな、俺の事知りませんか?」

こいつこいつと写真を取り出す
そこには笑いあった2人がうつされていた

和「君は ..誰?」

うまく言葉にはできない
でも何かが確かに違うんだ

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