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人間型ロボット

第5章 出逢イ 再ビ

雅「一年しか君と一緒に入れなかったなんてあまりにも酷だ。ごめんねほんと。」

ただ謝りたかった
申し訳なかったんだ

君の写真を見つめる目があまりにも美しくて

それを消してしまったのが俺自身だと思うと罪悪感が生まれたんだ

和「謝らないでよ。俺もう寝ますから風呂上がったらさっさと寝てくださいね。電気代ばかになりませんから」

足早に寝室へ逃げるように去っていく

雅「敬語、戻っちゃったな」

部屋に響くのは俺の虚しい声だけだった



時計のなる音が響き目覚める
あれ、今日仕事休みなはずなのに随分早いな

時刻は9時を指している

和「すいません、起こしちゃいましたね。俺今日出掛けるんでご飯いりません。気にしないで寝ちゃっててください」

雅「ああ、うん」

返事を聞くと部屋を出て身支度をし始めている

翔ちゃんって人とデートかな

俺と出掛けたことなんて一度もないのに

翔ちゃんが羨ましいや



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短くてすいません
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