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翔ちゃんが指すところは翔ちゃんの唇

和「え〜っと、、うん」

昨日までしていた事をまたしようと肩に手を乗せ顔を近付ける

でも後１センチで触れそうなところで止まってしまう

あれ、なんで
嫌じゃないのに俺なんでここから前へ進めないの

自分に嫌気がさした頃

閉じてた目をあけた翔ちゃんがいう

翔「うん、これが和の答えだね」
和「え、、？」

翔ちゃんは俺との距離を少しとり
話始めた

翔「俺を舐めてもらっちゃ困る！
俺大学の時からずっとお前が好きだったんだよ。
だからお前が落ち込んだときや悲しんでる時見たらすぐに分かる
今日だって帰ってきてないたのはサプライズでじゃないでしょ？雅紀さんと関係してるんでしょ？」

翔ちゃんは俺にまた笑顔をみせる
でもその笑顔はとてもひきつっていて
触れたら壊れてしまいそうだ

翔ちゃんは今辛い
そんなの俺だって分かるよ
でも自分の気持ちに嘘がつけないって事を今翔ちゃんが教えてくれた

和「翔ちゃん、ごめんっ、、」

俺は合鍵を机の上において
家を飛び出し雅紀さんを探しに出た
どこに居るかなんてわからないけどただがむしゃらに

まだ口をつけていなかったケーキはドロドロに溶けていた