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ラブロマンスはあなたと☆

第2章 嘘でしょ?


授業中も、私は恭也の事ばかり考えていた。


恭也が引っ越してから、私は毎日親に隠れて泣いていた。


高校では何人かの男子に告白されたけど、結局誰とも付き合う気にはなれなくて…。


あの日。5年ぶりに再会した恭也は、あの頃の少年ではなく…すっかり大人の男性になっていた。


やや茶色がかった前髪を目元まで垂らして、どことなく色気を放っているように見えたのは、
私の気のせいだったろうか…?


会いたい。

もう一度恭也に会いたいよ……。

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