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ラブロマンスはあなたと☆

第2章 嘘でしょ?


団地の敷地から出ると、道路沿いに一台の車が止まっていた。


すると、私の姿を確認した恭也が中から降りてきた。

「っ」

でも恭也と目が合った瞬間、私の足はすくんでしまった。
夕べの恭也の、冷たい声が思い出されてしまって。


恭也がこっちに駆け寄ってくる。
やだ、また泣いてしまいそう…。

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