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ラブロマンスはあなたと☆

第2章 嘘でしょ?


「ううっ…恭也のばかっ…私がどれだけ…傷ついたと思ってるの…」


「きのうは、ほんとにごめん!」

恭也は、泣く私に頭を下げて謝った。

「彼女がいるなら…最初から言って欲しかったわ…」

「…そうだな」

恭也は私を助手席に乗せると、車を発進させた。


「まずは食事に行こう。まゆは何が食べたい?」

「食べたくない」


私の機嫌をとろうとしているのか、恭也はやけに優しい。だから余計に反発してしまう。

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