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これ以上実らないで

第5章 デート



しばらく坂道を歩く。



もう15分くらい歩いてるのに
着かない!!



しかも、もくもくと大翔さんは
先に行っちゃうし…!





慣れさせるとか言って
なんもしてこない。






なんか…





腹立ってきた!!!!








「…大翔さん早い!!!ついてけないよ!!」






大翔さんは驚いた顔で私をみた。


普段、ボソボソと話す私だから
尚更だろう。





少しくらい怒ったっていいじゃないか。





女の子扱いしてほしいんだもん。










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