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これ以上実らないで

第5章 デート




大翔さんは私のところまで
降りてきてくれた。



正直、全体的に気合いれすぎて、
靴も少しヒールを高めにしてしまったのだ。






すると、





手が差し伸べられた。










「ごめん」








「…ううん、大丈夫…」




大翔さんは私の顔に近づいて
手を握り出す。




「早く綺麗な景色見せたくて
急いじゃったんだ…ごめんな?」





少し切なそうな顔をして言う。







そ、そんな顔されたら
もう許すしかないじゃんかーー!!!



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